診療部門のご案内

中央放射線部

患者さまに優しく、安心できる検査・治療をめざして

中央放射線部は、放射線科医師、診療放射線技師、看護師等のメディカルスタッフが中心となってチーム医療を行っています。

病院各診療科に対する質の高い診療情報の提供や適切な治療に対応出来るように努め、患者さまに優しく、安心できる検査・治療をめざして業務を行っております。

診療放射線技師保有資格

第1種放射線取扱主任者 3名
検診マンモグラフィ撮影認定技師 2名
胃がん検診認定技師 4名
X線CT認定技師 2名
核医学専門技師 1名

MRI検査装置

MRIとは、磁気共鳴画像(Magnetic Resonance Imaging)の略です。強力な磁石と電磁波を使用して、身体から出てくる信号をキャッチし画像化する検査です。検査部位は脳、脊椎、腹部、四肢などの多岐に亘ります。

当院では、フィリップス社製MR装置 1.5T Ingenia を使用して検査を行っています。デジタルコイルを搭載しており、検査途中のノイズをカットし、質の良いMR画像を提供しています。

PHILIPS社製 Ingenia

PHILIPS社製 Ingenia

CT検査装置

CT検査とは、コンピューター断層診断装置(Computed Tomography:CT)を使用した検査のことで、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。短時間で広範囲を撮影することができ、立体的な画像(3D画像)も容易に作成できます。造影剤を使用しない単純検査と、使用する造影検査とがあります。

頭部・頸部・胸部・腹部・四肢と全身の様々な撮影を行っています。また、心臓冠動脈CTや大腸CTなどの特殊な検査も行っています。  当院では、キャノンメディカル社製のX線CT装置2台(Aquilion64、Aquilion Prime SP)を使用しています。

キャノンメディカル社製Aquilion64

キャノンメディカル社製Aquilion64

RI検査装置

核医学検査(RI検査)とはごく微量の放射線を発生する放射線医薬品を体内に投与し、人体の特定部位に集積した放射線医薬品から放出されるγ線を検出器によって画像化又は数値化して病気の診断を行う検査です。

また、検査に使用される放射線医薬品は放射線を放出する時間が短いため、被曝も少ない検査です。

シーメンス社製Symbia Evo Excel

シーメンス社製Symbia Evo Excel

血管撮影装置

血管造影検査とは、動脈または静脈からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、X線と造影剤を使い血管の形態や血行動態を観察および治療をする検査です。心臓だけではなく、頭部や腹部、下肢など様々な部位の血管撮影が可能です。

FPDと高いデジタル画像処理技術により脳血管領域、胸部血管領域、腹部血管領域といったそれぞれの部位に対してカテーテル検査を行っています。

血管の狭窄や閉塞などの血管病変に対しての血管の拡張や再開通を図る血管形成術、出血や腫瘍などの血管を塞栓する血管塞栓術、心臓の冠動脈に狭窄などがないかをみる診断カテーテル、不整脈の治療としてペースメーカー埋め込み術も行っています。

当院では、キャノンシステムズ製Alphenixを使用しています。

キャノンシステムズ製Alphenix

キャノンシステムズ製Alphenix

乳房撮影装置(マンモグラフィ)

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことです。

当院の乳房撮影装置はフラットパネル搭載型デジタルマンモグラフィ装置で、FUJIFILM社製のAMULETを使用しています。

乳房はとてもやわらかい組織でできているため、専用のX線撮影装置で検査を行います。  マンモグラフィ撮影は乳房を薄く伸ばすことで乳腺の重なりを少なくし、触診での発見が困難な微小な病変を見えやすくします。撮影する際には、技師が直接触れて薄く伸ばし圧迫するため痛みを伴うことがあります。

当院では、必ず女性技師が撮影を行っています。

FUJIFILM社製AMULET

FUJIFILM社製AMULET

一般撮影装置

一般的に「レントゲン」と呼ばれる撮影のことです。X線を使用し撮影します。病気や怪我の診断の第一段階として用いられることが多い検査で、身体を透過したX線の吸収の差を白黒で表し画像にします。撮影する部位は胸部や腹部、全身の骨など、診療科によって様々です。当院では2つの撮影室にX線発生装置を1台ずつ備え、検査を行っています。

歯科撮影装置

当院の歯科撮影装置では、歯の全体や顎骨曲面を1枚の画像として描出するパノラマ撮影を行っています。隣接歯との重なりもほとんどなく、上下顎骨全体を見るのに効果的な検査です。 装置は、ライフサイエンス製PANOACTを使用しています。

左手前(歯科撮影装置):ライフサイエンス製PANOACT
右奥(一般撮影装置):島津製作所製UD150L-40 及び コニカミノルタ製AeroDR

歯科撮影装置

X線テレビ撮影装置

X線TV装置は、X線を用いて人体の内部を透視する(リアルタイムで観察する)ことができる装置です。当院ではFPD搭載型X線TV装置を使用しております。従来のフィルム方式のX線テレビ装置と比較して少ない被ばくでの検査ができ、また撮影した画像をモニタで確認できるため検査結果の確定までの時間も短縮されます。食道や胃などの上部消化管検査や、大腸などの下部消化管検査、腎臓、膀胱などの泌尿器領域の検査、骨折整復などの整形領域の検査を行っています。

装置は2台あり、キャノンメディカルシステムズ製のUltimaxと、島津メディカルシステムズ製のSHIMAVISIONを使用しています。

島津メディカルシステムズ製SHIMAVISION

島津メディカルシステムズ製SHIMAVISION

骨密度測定装置

当院ではX線を用いて、主に腰椎や大腿骨頸部の骨塩密度を測定する装置を使用しています。2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法です。この方法はごくわずかなX線を使用して簡便で正確に骨密度を測定することができます。検査時間は約10分程度です。

骨密度が低下すると、骨粗しょう症といって骨が骨折しやすくなる症状になります。

GEヘルスケア・ジャパン社製 PRODIGY Advance-C

GEヘルスケア・ジャパン社製 PRODIGY Advance-C

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